NIPPONIAの活動の原点となった集落です。
集落の皆さんとともに取り組んだきたこれまでの時間は、私たちにとって何物にも代えがたい、貴重な経験です。
コミュニティベース、伴走支援、空き家流動化、古民家再生、エリアマネジメント…。私たちは私たちの理念や事業手法の多くを、集落で暮らす皆さんとの交流とその共同事業から学びました。そうして学んだことが、今のNIPPONIAに繋がっています。
村づくりワークショップの冒頭に出てきたキーワードです。集落の皆さんは当たり前にそのような心持ちで暮らしているのです。集落が家族なら、NOTEは親戚になりたいと考えたのでした。
12戸のうち7戸が空き家であった集落ですが、2009年時点で4戸を活用、残りの3戸も活用計画中です。人口が増え、20年ぶりに集落に小学生が加わりました。耕作放棄地も全て解消。里山の再生も始まっています。
遺産は過去のものではありません。先人の残した資産に、今を生きる私たちが知恵を重ねて未来に継承する、その運動が遺産を創るのだと思います。集落丸山は、2015年に日本遺産となりました。
集落丸山
集落丸山にある古民家を宿泊施設としました。ご予約も上記webサイトから行っていただけます。
ひわの蔵
集落内にあるフランス料理レストランです。宿泊棟の隣の物件で営んでおられます。
集落丸山への宿泊の方はもちろん、宿泊されない方もご利用いただけます。
お越しの際にはご予約をお願い致します。
集落にお住いのSさんが所有する空き家です。山の斜面を少し上がったところにあるので眺めが良く、築160年、江戸末期の建築です。集落の皆さんが空き家に明かりが灯ったことを喜ばれたので、施設名を「明かり」としました。
土間には薪ストーブがあり、冬はその周りに集まってお寛ぎいただけます。
近隣にお住まいのSさんが所有する空き家です。五右衛門風呂が残っていたので、そのまま使えるようにしました。明かりと同じく、築160年、江戸末期の建築です。「明かり」から炎を連想して、施設名を「ほの穂」としました。