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中心市街地 - 兵庫県豊岡市

近代建築とフードアルチザン 豊岡

豊岡市役所前に位置する旧兵庫県農工銀行を再生したオーベルジュ。渡辺節によって設計された洋館が、中崎宣弘のデザインによって5室のホテル&レストランとして蘇りました。開業は2014年。竹田城下町の旧木村酒造場ENと同じ活用提案型指定管理方式ですが、こちらは、豊岡市が所有する建物に私たちも一定の投資をしたうえで、指定管理料ゼロ円で管理・運営しています。

NIPPONIAの役割

  • 地域計画
  • 事業計画
  • 開発マネジメント
  • 資金調達支援
  • 事業者誘致
  • 建設計画・設計
  • マーケティング・PR
  • 運営支援

このプロジェクトのポイント

復興建築群の活用

豊岡の中心市街地と城崎温泉街は、1925年の北但大震災で壊滅的な被害を受けました。関東大震災の2年後のことです。新しい街をつくろうとした当時の人たちの決意を想起し、私たちもまた新しい街をつくっていこうと決意し、施設名を豊岡1925としました。レストランフロアには、地震が発生した11時11分を示す時計のモニュメントがあります。

歴史性からのまちづくり

豊岡には、常世の国から非時香果(ときじくのかぐのこのみ)を持ち帰った田道間守命(たじまもりのみこと)を祀る中嶋神社があります。非時香果とは、いつも香しい果実「橘」のこと。これがお菓子と考えられていたので、中嶋神社では春に菓子祭が執り行われています。豊岡1925は、豊岡の新しい菓子文化の発信を目指して、様々なことに取り組んでいます。

市場

豊岡1925の近くには、今では珍しい公設市場と青空市場が残っています。その場所を活かそうと、新感覚のフードマーケット「あおぞらブランチ」を2016年と2017年に開催しました。こうした活動を通じて、フードアルチザンをテーマとした駅通り商店街のまちづくりが少しずつ進展しています。

本地域に関連する施設などのご紹介

豊岡1925
豊岡市中心市街地にある国登録有形文化財を宿泊施設としました。ご予約も上記webサイトから行っていただけます。

NIPPONIAが実現したこと

  • 歴史が持つストーリーからのまちづくり
  • 北但大震災を契機とした復興建築群の活用
  • 活用提案型指定管理方式
  • フードアルチザン構想の実践

Photo Gallery

このエリアの個別プロジェクト

豊岡1925

改修前に現場を訪れたとき、市役所の執務室(仮庁舎)として使われていました。市の職員の皆さんが普通にデスクワークをしている間を抜けながら建物の見学をしたことを覚えています。釣り天井を外して吹き抜けの大空間とし、課長や部長の席のところに厨房を設置する計画にしました。