【人材募集】都市と農村と歴史が共存する街、三田市での挑戦!

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仲間求む!次世代に向けた三田市の地域づくり【里山編】

大阪駅からJR福知山線の快速電車で1時間弱。南は都市部の神戸市、北は農村部の篠山市に接する。豊かな農村と便利なニュータウンが共存する典型的な田園都市「三田(さんだ)」。そんな兵庫県三田市で今、新しい地域づくりが始まろうとしています。

今回は、三田市の中でも、特に農村部で始まりつつある新たな動きにスポットを当てて、どどんっと情報を発信します!

◆そもそも三田市ってどんな町?

冒頭でも述べたように、三田市は神戸市と接しており、兵庫県の中では南寄りに位置する市です。1980年代に大規模なニュータウン開発が始まり、神戸・大阪からも丁度良い距離だったことから一気に人口が増加。市街地やニュータウンには大型ショッピングセンターなどが充実しており、暮らしやすい住空間が形成されています。

一方で、市の北部には緩やかな山が連なり、その谷筋には、武庫川(むこがわ)、羽束川(はつかがわ)を始め、5つの川が流れています。その川沿いの盆地にはのどかな農村が広がっており、地域ごとにそれぞれ異なる文化と歴史が息づいています。

豊かな土壌と水に恵まれたこれらの地域では、お米やお茶、黒豆に蕎麦など、農作物の生産も盛んなのです!

さらに、現在JR三田駅のある一帯は、江戸時代には陣屋*が置かれ、その城下町として栄えた歴史もあり、駅前から少し足を延ばせば、現在でも歴史情緒感じられる町家の町並みが楽しめます。

このとおり、昔ながらの里山に近代的な都会、そして風情のある町屋の町並みと、何とも贅沢な要素がそろっているのが三田市という街の魅力です。

*江戸時代の幕藩体制における大名領(藩)の藩庁が置かれた屋敷、または徳川幕府直轄領の代官の住居および役所が置かれた建物のこと。


緩やかな山々に囲まれた三田の農村。晴れた空の下、三田駅前の市街地から車を走らせ、山を越えた途端に景色は一変。時間がゆったりと流れる空間が待っている。

そんな三田市の「里山ゾーン」で始まろうとしているのが、法規制の壁を打ち破る新しい地域づくり。その裏には大きな課題がありました。

 

◆三田市の農村部が抱えている課題とは?

「市街化調整区域」という言葉をご存知でしょうか?簡単に説明すると、過度な開発を防ぐため、開発に規制をかけた地域のことを言います。市街化調整区域内では、新築を建てることも、住宅を店舗などに改修する、いわゆる用途変更も、簡単には行えません。三田市の北部を占める農村地域一帯は、この市街化調整区域に指定されており、そのおかげで、これまで美しい景観が保たれてきました。

けれど、市街化調整区域であるがゆえに、空き家になってしまった古民家を改修し活用するハードルが高くなっているのも実情。「とても素敵な古民家があるのでお店を開きたい」という人が現れても、なかなかスムーズに行かないのです。

となると、どういうことが起こるのでしょうか。

「三田に店を開きたいという人が来ても、規制の緩やかな丹波市や篠山市の方に行ってしまう。それが悔しい。」

その結果、

「農村には何もないから、若い人はみんなニュータウンに出て行っちゃう。」

このままでは、農村の高齢化と過疎化、里山の荒廃を待つばかり。それを防ごうとするならば、今、動きを起こさなければいけません。空き家になってしまった古民家の活用を規制するのではなく、進めることによって地域の将来の暮らしを守る。これが、三田市で始まろうとしている新しい地域づくりです。

ニュータウン、城下町、里山の3要素が共存する三田市。一つ一つのゾーンが独立するのではなく、それぞれが有機的に繋がり、人、もの、文化の交流を起こす。そんな街を実現するために、第一弾として、今、里山ゾーンで古民家の活用プロジェクトが進んでいます。以下、現在、プロジェクトが進行中の物件を紹介します!

都市と農村と歴史が共存する街、三田市での挑戦!
三田市の新しい町づくりイメージ図。三田市内で里山、ニュータウン、駅前城下町がそれぞれ有機的に繋がり、新しい人や文化の交流が生まれる。

 

◆活用検討中の古民家をご紹介!

今回、紹介する物件は2件。三田市の中でも北側、篠山市との市境、「藍本」という地域にあります。この地域はかつて、摂津国(現三田市)と丹波国(現篠山市)の国境でもありました。「藍本」という、どこか雅なその名前は、昔、この地域一帯に藍の種を蒔いたことからそう名付けられたのだとか。古くは宿場町として賑わい、丹波杜氏達が酒造りの行き帰りに泊まった宿場町があった地域でもあります。

活用予定の物件は2件とも、JR福知山線・藍本駅から車で5分もかからない場所にあります。早速、その古民家達を紹介しましょう。

 

一件目はこちら。
大きな母屋に加え、蔵、納屋付きの立派なお宅。北側の蔵と東側の納屋は二階建て。西側にはお庭もあります。近くを武庫川が流れ、周囲は山に囲まれて、季節の移り変わりを五感いっぱいに感じられる場所です。国道176号線から外れてほんの数分、忙しなさから抜け出して、静けさを贅沢に楽しめる環境にある、風格感じる物件です。

都市と農村と歴史が共存する街、三田市での挑戦!
重厚感のあるどっしりとした古民家。周囲は数件の民家と田んぼに囲まれており、里山の景観と見事に調和している。

都市と農村と歴史が共存する街、三田市での挑戦!


藍本エリアを蛇行して流れる武庫川。その川沿いには桜が並び、毎年、里山に春の訪れを告げてくれる。
(写真:三田市提供)

 

そして二件目の古民家はこちら。
都市と農村と歴史が共存する街、三田市での挑戦!

一件目の物件と同様、母屋の他に二階建ての蔵と納屋が付いている、こちらも立派な古民家です。この物件は脇を走る国道176号線からもよく見える場所にあり、灯りがともれば注目されること間違いなしの立地です。
都市と農村と歴史が共存する街、三田市での挑戦!


手前が176号線。道のわきに佇む古民家は、明るい光が灯されるのを待っている。

 

現在、三田の農村エリアにて、こうした古民家達に再び息を吹き込み、三田の農村に活力を与えたいという熱い同志を探しています!
お店をやりたいという人はもちろん、自らリスクを取ってでも、三田のために町づくり事業者として事業を始めたい、という人はぜひご一報ください。

写真はこれまでノオトが手がけた古民家の一棟貸し宿「集落丸山」(篠山市)。三田の地の食材にこだわった食事を出すレストランや、暮らしのぬくもり感じる古民家の宿など、周囲の環境と調和した物件の活用がNOTEの理想だ。

地域の暮らしや文化を継いで、その流れの中に未来に向けた新しい動きを作り出していく。三田市の里山で、新しい挑戦が始まっています。

ご興味のある方は、まずはその思いをNOTEまでお聞かせください。お待ちしております!

※本内容はreal rocal篠山にも掲載しております。こちら

小栗 瑞紀

生まれも育ちも神奈川県横浜市。就職を機に篠山へ移住し、人生初の田舎暮らしを満喫中。株式会社NOTEに勤務。古民家が好き。