先日、マケドニア(※)のご夫婦2組が集落丸山にお越しになられました。東京→大阪→京都から篠山に来られ、集落丸山に2泊宿泊されました。
※正式名称は北マケドニア共和国。東ヨーロッパの地中海周辺にある国。
日本人の感覚だと「2泊も篠山で何をするんだろう?」と思ってしまいがちですが、3日間、みなさん本当にゆったりとしたお過ごし方で、野花を飾り、音楽をかけて、縁側でコーヒーを飲み、本を読み、サイクリングに出かけ、(雨に濡れて、)お昼寝をして、、それぞれの楽しみ方で、丸山を満喫していただけたようでした。
丸山のスタッフも一緒に記念撮影。
計2週間ほどの日本滞在だそうで、篠山を出発された後は再び大阪へ向かわれるそうです。一生に一度の訪日にあたって、メジャーな観光地である東京や京都とともに篠山市、その中でも集落丸山を宿泊地として選んでいただき、大変ありがたいことであると思うと同時に、日本の地方部に可能性を改めて感じ、このように「宿泊地として選んでもらえる地方部」を更に増やしていかないと気持ちを新たにする3日間でした。
集落内のレストラン「ひわの蔵」でのお食事の様子。独特の場所でのお食事にご満足いただけました。
正直、丸山のスタッフも英語が流暢とは言い難く、身振り手振り、スマートフォンも駆使しながらの会話でしたが、ご家族のお話しなども聞かせていただき、思い出深いお客様となりました。
篠山城下町内の居酒屋で寿司を楽しまれました。珍しい外国からのお客様にテンションの上がる店主と調理の様子を面白がるお客様。
3日間、ありがとうございました!また会える日を楽しみにしています。
Nishikawa Hirosuke
大阪生まれ、東京での社会人経験を経て株式会社NOTEに参画。地域の独自性を尖らせていくことでしか地方部は生き残れず、その手段として歴史的資源を活用するというアプローチがあると思い、日々活動している。