丹波篠山に、新しいクラフトビールが誕生します。
「なつかしくて、あたらしい、日本の暮らしをつくる」というビジョンのもと、古民家再生と地域づくりを目的にしたブルワリーで、その名も「丹波篠山 旅路のブルワリー」といいます。
ブルワリー外観
ブルワリーができる福住地区は、江戸期に宿場町として賑わった地域。空が大きく広がる田園風景の中に、かつて大名行列や多くの旅人が行き交ったであろう街道が、今もそのまま残されています。
「伝統的建造物群保存地区」にも指定されている
近年は少子高齢化に伴い、空き家の増えていた福住地区。ですが、文化財として価値の高い建物が多く、同じく古民家を改装した「福住宿場町ホテルNIPPONIA」を始め、さまざまな施設の開業が相次ぐ中で、新たに誕生するのがここ、旅路のブルワリーなのです。
明治期から残る古民家に
最新の醸造設備を完備
旅路のブルワリーが作りたいもの、それは「旅するビール」です。福住で生まれたビールが、丹波篠山を飛び出して日本中を旅して回る。それをどこかで手にする人が、いつか「現代の旅人」として、ここ福住を訪れてくれたら。
「旅路のブルワリー」が目指す世界
大きな空と田園風景、昔ながらの家並みと懐かしい暮らしが、ここ福住にはあります。皆さんも旅するビールの世界を覗きに、ぜひ遊びに来てください。
旅路のブルワリーは、今夏OPENを目指し只今準備中です。
Yukako Matsubara
松原 裕香子
東京で10年以上OLをしていたが、ある日、田舎×古民家×ビールというキーワードにピンと来て、2019年よりNOTEに参画。特技は人の話を聞き続けられること。