滋賀県東部に位置する東近江市は、中世から近代にかけて全国で活躍したと言われる近江商人発祥の地と言われています。その中でも、江戸後期から昭和初期にかけて多くの近江商人を輩出したエリアの一つ、五個荘金堂(ごかしょうこんどう)地区は、現在でも近江商人が築いた邸宅が地域内に面的に残っており、その景観の美しさから、国の「重要伝統的建造物群保存地区」にも指定されています。
滋賀県で初めてのNIPPONIA施設となる「NIPPONIA 五個荘 近江商人の町」は、そんな金堂地区の中に建つ商人屋敷の一つ「外村宇兵衛邸(とのむらうへえてい)」を、1棟貸しの宿として活用した施設です。
倹約を旨とし、自分の利益だけでなく社会への貢献を重視する近江商人の「三方よし」の考え方に触れ、これからの働き方、暮らし方への「学び」を深める施設となるように、宿泊施設として以外にも、社内研修や大人数でのワークショップ場所として活用できるよう、設備を整えました。会議室として使える蔵や、一続きの座敷で行うワークショップ等、様々な方法でご利用ください。
一棟貸しとしてはNIPPONIA施設の中でも最大規模の建物である条件を活かし、これまで開発してきたNIPPONIAの宿泊施設とは異なり、座敷を使ったヨガ教室や作品の展示会、また蔵のシアタ―ルームでの企業研修等、「学び」をコンセプトに幅広い用途で活用できる施設とすることを目指します。
NIPPONIA 五個荘 近江商人の町
施設の詳細は上記webサイトからご覧いただけます。ご予約も同サイトより行えます。
広々した空間を1棟貸しで10名まで宿泊できるため、ご家族やご友人での集まりの他、企業研修や合宿などのご利用も可能です。滞在中は、ぜひ地域の方との交流を通して、現代にも通じる近江商人の教えに触れてみてください。
近江商人のこだわりが詰まった1階の座敷は、襖を外して一続きにしても良し、個室に分けても良し、用途に応じて柔軟に使い方を変えることができます。蔵は会議用の設備が揃っているため、ビジネス利用も可能です。
お食事は地域の飲食店と連携しており、施設までケータリングを頼むこともできるので、施設の中だけで贅沢に時間と空間を使っていただけます。