島根県出雲市、古くより出雲大社の存在を起点に文化が育まれた土地です。
現在は同じ「出雲市」ですが、その場所場所で根付き育まれる文化は多様で、それぞれの歴史を持っています。
「NIPPONIA 出雲平田 木綿街道」は、市内の東部、宍道湖の近くに形成された市場町の中に位置します。
戦国時代に近江商人によって開拓された平田は、物資の集散地として発展を続け、江戸末期から明治時代にかけてはこの地で栽培された「雲州木綿」の人気が高まり、木綿の集積地として栄えました。現在、その名残は「NIPPONIA 出雲平田 木綿街道」の名前にもある木綿街道の町並みから感じることができます。
続く「NIPPONIA 出雲大社 門前町」は、その名の通り出雲大社の門前町にある、大正時代に建てられた元診療所を改修した宿泊施設です。
明治時代に整備された現在の駅から大社までの参道から、少し外れたところにあるこのNIPPONIAの建物は、参詣客を迎え入れてきた土地の人々を温かく見守ってきた歴史を持ちます。
同じ出雲のNIPPONIAですが、歩んできた歴史や育まれた文化は全く別のもの。
是非どちらの施設にも滞在して、出雲の多様な歴史に浸ってみてください。
2019年、出雲平田地域に初めてとなる「NIPPONIA 出雲平田 木綿街道」が、そして2022年、「NIPPONIA 出雲大社 門前町」が、2か所目のNIPPONIAとして出雲大社の門前町エリアにオープンしました。どちらの施設も株式会社サウンドプランが運営を担い、地域と連携しながら出雲らしさを深く感じられる滞在プランを構築しています。
出雲地域全体を面として捉えて、それぞれ特長の違いを感じ、楽しんでもらう新しい旅の形を目指します。
・NIPPONIA 出雲平田 木綿街道
施設の詳細は上記webサイトからご覧いただけます。ご予約も同サイトより行えます。
木綿街道沿いに残る醤油蔵、酒屋、生姜糖屋、など土地のお店と連携し、気軽に参加できる体験プランも提供しています。
お泊りの際は是非お試しください。
・NIPPONIA 出雲大社 門前町
施設の詳細は上記webサイトからご覧いただけます。ご予約も同サイトより行えます。
出雲大社は目と鼻の先。お散歩がてら、早朝の参詣ができるのもこの場所ならでは。
人力車で出雲の町並みを巡るツアーもご用意しています。
平田地区の中でも古い歴史を持つ、シンボル的な旧酒造の建物を全6室のお宿に改修しました。お部屋は「杜氏」や「蔵元」など全て酒蔵に縁のある名前のお部屋になっています。
毎週水曜日だけ、近くの醤油屋さんのお母さんが作る朝ご飯を食べることができます。
診療所として使われていたモダンな洋館「旧奥醫院」をレストランに、邸宅として使われていた和風建築を6室の客室棟に改修しました。
当時の造りそのままの、こだわりの空間で落ち着いた一時をお過ごしください。