那覇空港から車で北へ約2時間。そこには、まだ知られていない沖縄の魅力があります。
「やんばる」という名称で知られる沖縄北部は、豊かな原生林が残り、貴重な動植物の宝庫としても有名なエリアです。そうした手つかずの自然と共に営まれてきた人々の暮らしには、現代の暮らしでは忘れがちな自然への畏怖と尊敬、そして自然と共に生きる知恵が息づいています。
あまり知られていないそんな沖縄の一面を、滞在を通して体験してもらうために生まれたのが「やんばるホテル 南溟森室with NIPPONIA」です。
「南溟森室」では滞在の際にアクティビティプランがセットになっており、水先案内人を意味する“シェルパ”と一緒に、ネイチャーガイドツアーや伝統漁法での漁、ユタ文化体験、うちなー楽器体験など、この土地でしかできない体験をお楽しみいただけます。
この土地で、より深く沖縄の暮らしに触れてみてください。
※うちなー：沖縄生まれの人の意
南溟森室withNIPPONIAは、やんばる地域で体験アクティビティの提供を手掛けていた地元企業と連携して手掛けた事業であり、その土地でしかできない体験提供を軸に滞在プランが構築されています。南国リゾートとしての沖縄ではなく、この土地で昔から営まれてきた暮らしのあり方を多くの方に知ってもらうために、伝統産業、音楽、料理、自然等、色々な切り口からやんばるを楽しめる体験プランをご用意しています。
通常、同じ集落内に分散することが多い分散型ホテルですが、やんばるでは、4棟ある宿泊棟は2棟ずつ、フロントのある謝敷（じゃしき）集落と、そこから車で20分程の喜如嘉（きじょか）集落、2つの集落に分かれて点在しています。集落ごとに成り立ちが異なり、同じ一つのNIPPONIAですが、客室棟だけでなく、集落ごとの違いも楽しむことができます。
やんばるホテル南溟森室withNIPPONIA
施設の詳細は上記webサイトからご覧いただけます。ご予約も同サイトより行えます。※外部の予約サイトに移動します。
全て1棟貸しの宿泊棟は、周囲の景観に馴染むよう設計された新築が1棟、残りの3棟は集落内で空き家になった古民家を改修した客室棟となっています。
朝食は客室棟で、夕食は地域の中にある食堂で土地の料理をご堪能ください。
喜如嘉集落にある、木造平家建てで土間とかまどがある昔ながらの間取りです。
お庭にはマンゴーの木と井戸が、隣地には、今に受け継がれる機織りの伝統「芭蕉布」の原料「糸芭蕉」が、集落の人びとの手で大切に守り育てられています
沖縄のモダン建築であるコンクリート造平家建て。バーベキューテラスのあるお部屋です。
公民館や、伝統的な機織りの見学ができる芭蕉布会館がすぐそばにある、集落の中心地にあります。
木造平家建て。もともとは土地の神様となったご先祖様の仏壇を守るために建てられた私邸で、今でも大切に仏壇が受け継がれています。
半露天の五右衛門風呂・かまど・縁側があり、広いお庭には自生した植物たちが自然のままに育っています。
沖縄のモダン建築であるコンクリート造平家建て。
集落の森のすぐ麓にあり、耳をすますとヤンバルクイナの鳴き声が聞こえてきます。
土地の持ち主が大切にしてきた赤瓦を積み重ねてデザインに。
半露天風呂・オープンテラスのあるゆっくりできるお部屋です。
