東京から約2時間、多摩川源流に位置する山梨県小菅村の現在の人口は約700人。
その人口減少や空き家問題などを解消するため、「700人の村が一つのホテルに」を合言葉に分散型ホテルのプロジェクトに取り組んでいます。村内の道路やあぜ道を「ホテルの廊下」、道の駅を「ラウンジ」、村内にある温泉施設”小菅の湯”を「大浴場」と見立てて、村内の経済や交流の活性化を目指しています。
「NIPPONIA 小菅 源流の村」への宿泊者は「小菅の湯」に無料でご入浴いただくことができたり、電動アシスト付き自転車を無料で貸し出ししたりと、村全体を楽しむための取り組みがなされています。
日本の「四季」をさらに6つに分けた「24sekki(二十四節気、にじゅうしせっき)」を料理のコンセプトとし、シェフが二十四節気毎に旬の食材を厳選し、創作和食を提供しています。もちろん小菅村の小生産者が作る食材を使っています。
集落丸山などと同様に「地域運営方式」を採用しています。移住者の夫婦が中心となり、地域住民と連携して日々の運営を実現しています。
NIPPONIA 小菅 源流の村
小菅村にある地域を代表する建物を宿泊施設としました。ご予約も上記webサイトから行っていただけます。
こ、こすげぇー
小菅村在住の村民が「村民ライター」として、小菅村の見どころや村での生活を紹介しているwebサイトです。
小菅の湯
小菅村の中心に存在する温泉施設。NIPPONIA 小菅 源流の村と連携しており、宿泊者は無料でご利用いただけます。
客室棟「大家」は村の玄関と言われていた名家・旧細川邸を全4室の客室棟として改修したものです。
建物は150年以上前に建てられた合掌造りの古民家で、養蚕を営んでいた頃の特徴的な造りがそのまま残されています。
村人たちに「大家」という名前で親しまれていたことから、宿泊棟としてもその名前を冠することにしました。
母屋と蔵はロフト付きの4タイプの客室に、長屋門はレストラン(22席)に生まれ変わりました。
※大家は中学生以上のお子様からご宿泊いただけます。
2020年8月に新しく加わった「崖の家」は元々倉庫として使われていた築100年越えの建物をそれぞれ1棟貸しのコテージとして改修したものです。
崖の上ギリギリに建つため、窓の外には山並みが連なる緑の世界が広がります。また客室には充実したキッチン設備が整えられており、滞在中は小菅村の食材を使って自由にお料理を楽しんでいただけます。