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温泉と本のリトリート「湯河原惣湯 Books and Retreat」来夏オープン。

2021年7月、神奈川県湯河原町の歴史ある万葉公園に、「湯河原惣湯 Books and Retreat」がオープンします。

本プロジェクトは、NOTE初のPark-PFI*を活用した都市公園の再生事業であり、NOTE・設計事務所岡昇平(香川県高松市仏生山)・小野建設株式会社(静岡県三島市)の三社で設立した「湯河原惣研株式会社」が、湯河原町による公募の結果、Park-PFI事業者として選定されたものです。
NOTEはこれまで主に古民家再生事業を軸にしたエリアマネジメントを手掛けてきましたが、今回は上記パートナーとともに、「公共空間の活用」という切り口から地域の課題解決に貢献します。
*Park-PFI制度
平成29年の都市公園法改正により新たに設けられた、民間資金を活用した都市公園の整備・管理手法。飲食店・売店等の収益施設(公募対象公園施設)の設置・管理と、周辺の園路・広場等の公共施設(特定公園施設)の整備・改修等を一体的に行う者を、公募により選定する 「公募設置管理制度」のこと。

湯河原はかつて全国から人が集まる温泉場でしたが、近年は近隣の箱根や熱海が賑わう一方、観光客は減少傾向にありました。従前より、一般社団法人ノオトとして湯河原の活性化に取り組んで参りましたが、本事業をきっかけに、湯河原温泉場の玄関口に位置する万葉公園を活用し、周辺の温泉旅館等とも補完し合うことで、湯河原温泉場全体に新たな人の流れを創り出すことを目的としています。

 

◆施設概要
湯河原惣湯 Books and Retreat
森を感じながら、湯で緩み、食で満たされ、本に没頭する。樹々の間や川のほとりに点在するテラスで、思い思いに過ごす。そんな豊かな体験ができる場所です。
「知の温泉場」をまちづくりのテーマに、ここを起点として、古くから温泉地として親しまれた湯河原温泉場全体に、心地良い居場所を創出することを目指します。
*惣湯(そうゆ)
かつて地域の人々が利用し、自ら管理してきた村湯の名称で、村の共有資産として地域で守られてきた温泉です。

 

また、同施設ではオープニングスタッフを募集しています(来春勤務開始)。募集記事を「日本仕事百貨」にて掲載中です。興味のある方は是非そちらもご覧ください。