2021年8月5日（木）、兵庫県内9カ所目となるNIPPONIA施設「NIPPONIA 平福 宿場町」が誕生しました。同日には地域の方向けのオープニングレセプションも開催致しました。

施設サイトはこちら。

平福（ひらふく）は岡山県との県境に近く、出雲街道、因幡街道二つの街道の交わる宿場町でもあったことから大変栄えた歴史を持ちます。また、町の脇を流れる佐用川の水運によって物資の運搬も行われ、最盛期は町内1,2km区域にある300戸余りの内、その8割にも及ぶ家が屋号を持つ商人の町だったと言います。

そんな平福の街道沿いに建つ「旧木村酒造場」の酒蔵と母屋2棟を改修し、酒蔵はレストラン「KUMOTSUKI（くもつき）」と和菓子カフェ「重次郎 平福茶房」に、母屋は一棟貸しの宿泊施設「NIPPONIA 平福 宿場町」として再生しました。

平福で取組む事業は、地域の有志によって設立された「合同会社 佐用鹿青年部」と株式会社NOTEが共同で立ち上げた「株式会社かのね」が主体となって行います。
※過去に「かのね」が平福のまちづくりを目的に行ったクラウドファンディングのページに地域の歴史や地域への想いが載っています。こちらもぜひお読みください。

地域一体となって取り組み形になった今回のNIPPONIA。レストラン、カフェのみのご利用ももちろん可能です。ぜひ遊びにお越しください。