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4月25日(金) 三重県伊勢市に「NIPPONIA HOTEL 伊勢河崎 商人町」が開業します。

三重県では二か所目となる「NIPPONIA HOTEL 伊勢河崎 商人町」が4月25日(金)に伊勢市に開業します。

本事業は、観光庁の「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化」事業を活用して事業化に取組み、地域で活動する本通り活性化会議の地元企業家、住民と共に新しく伊勢河崎まちづくり株式会社を設立し、伊勢河崎分散型ホテル事業として応募採択されたことからスタートしたものです。
伊勢河崎内にある6棟の古民家を、伊勢参詣の文化を伝える8室の分散型宿泊施設として再生しました。
伊勢市内の分散型宿泊施設は本施設が初めてとなります。

NIPPONIA HOTEL 伊勢河崎 商人町公式サイト

■伊勢河崎エリアについて

伊勢神宮で有名な伊勢市ですが、今回NIPPONIAができるのは、伊勢神宮 外宮より徒歩30分ほどの距離にある伊勢河崎というエリアです。
伊勢を流れる勢田川沿いに形成された伊勢河崎は蔵が建ち並ぶ商人町で、勢田川の水運をいかしてお伊勢参りをする人々に物資を供給し、問屋街として栄えたことから「伊勢の台所」とも呼ばれました。

参宮客で賑わう伊勢のまちに食料や生活物資を供給してお伊勢参りを支え、室町時代後期には環濠と土塁に囲まれた川湊として開かれ、江戸時代には問屋街として大いに栄えました。

しかし、戦後の物流の変化で役割が縮小し、かつての面影を残す静かな町になりましたが、勢田川改修工事を契機に歴史的町並みの保存活動が進められ、現在でも、地域内には伊勢独特の建築様式を持つ町家や商家の蔵が残り、新たにお店などに活用されながら町並みが残っています。
歴史文化を育んだ伊勢河崎エリアの固有価値を高めるべく、町の歴史や文化を伝える施設の整備が進み、この度のNIPPONIAのオープンもその一助を担うことを目指しています。

 

■施設概要

・施設住所:伊勢市河崎2丁目14-12(フロント)
・開業予定:2025年4月25日(金)
・客室数:6棟8室
・宿泊料金:朝食付き ¥24,727~/2名1室利用時(税・サ別)、素泊まり ¥22,000~/2名1室利用時(税・サ別)
・チェックイン/チェックアウト:15時~/~11時
・アクセス:お車でお越しの場合 伊勢関ICより伊勢自動車道で約45分、電車でお越しの場合 伊勢市駅から徒歩約7分
・駐車場:施設近くの駐車場をご案内します。
・客室ごとの特徴
◆SEICHO棟:2階建ての町家のお部屋で、1階にフロントと朝食・ラウンジ会場が併設しています。
◆ASAMA棟:町家の建物で一番広々したお部屋です。
◆ASAGIRI棟:同じく町家の建物で、通り土間を残した造りにしています。
◆TOKIWA棟:町家と蔵のお部屋で、町家のお部屋には電話ボックスや箱階段が残っています。
◆KAMIJI棟:客室として使われていた当時の設えをそのままにしています。
◆TOKOWAKA棟:蔵を再生した一棟貸しのお部屋です。

 

■伊勢河崎まちづくり株式会社組織概要

会社名:伊勢河崎まちづくり株式会社
設立日:2023年6月
本拠地: 三重県伊勢市河崎一丁目8番29号
資本金:2,500,000円
出資者:地域事業者、株式会社サンライフ、株式会社NOTE、株式会社三十三銀行、個人
代表取締役:村田 典子