〜西村幸夫先生と語る湯河原温泉場の取組〜

湯河原温泉は万葉の時代から続く歴史ある温泉地ですが、平成不況の煽りを受け、一時（H26-27頃)はピーク時の入り込み客数の半分以下にまで落ち込みました。
平成26年、衰退した歴史的温泉場の再生に向けた取り組みが始まります。
温泉場内のモデル事業地区として、先ずは湯元通り地区の景観まちづくりがスタート。その後、官民連携事業、空き家再生事業、地域イベント事業など、試行錯誤が続きました。
これらの事例も踏まえ、面的な観光まちづくりの課題とアプローチについて、西村先生の景観論と湯河原温泉場のまちづくりの視点から考えます。
観光まちづくりにご興味のある方どなたでもご参加いただけます。

◼️日程：2024年10月12日（土）・13日（日）
◼️会場：湯河原温泉
勉強会会場：湯河原町商工会貸会議室302（湯河原駅前）
夕食会場：町立湯河原美術館カフェ and garden（温泉場）
宿泊会場：湯元通りの2館（朝食付き）へ分宿（温泉場）

◼️予算
A.全行程コース ¥30,000-｜夕食懇親会費・１泊朝食・まち歩きツアー含む
＊１週間前からキャンセル料が発生します。
B.勉強会のみコース ¥5,000-｜勉強会のみ（注：懇親会には参加できません）
※懇親会場の定員の関係により、当日のコース変更は受け付けられません。

◼️スケジュール
10月12日（土）13:00~20:30
13:00 勉強会開会
13:10 基調講演 (40分）「温泉都市の読み解き方」 西村幸夫先生 國學院大學観光まちづくり学部 学部長
13:55 事例紹介（ゲストスピーカー3名 計60分）
・「湯河原温泉場の読み解きから始まったまちづくり」 中西佳代子氏 (株)癒し場へ（温泉場まちづくり会社）
・「万葉公園再生における既存ストック活用の試みによる景観形成」 野々部顕治氏 (株)アール・アイ・エー（万葉公園再生）
・「温泉場のまちづくりを振り返って」 山本一郎氏 湯河原温泉まちづくり協議会会長
15:15 パネルディスカッション
・西村先生&ゲストスピーカー3名
17:00 勉強会閉会
18:00 夕食懇親会
20:00 一次会閉会
20:00〜 二次会もご準備いたしております（任意）
10月13日（日）9:30~11:30
9:30 温泉場まち歩きツアー　案内人/中西氏・野々部氏　同行/西村幸夫先生

◼️西村幸夫先生 参考図書（NIPPONIAアカデミー参加者向け）」
・『県都物語 ー47都心空間の近代をあるく』（有斐閣発行）
・『造園2022』（(株)建築資料研究社発行） （『本邦都市物語(4)』 の温泉都市の記事が掲載されています。）

【西村幸夫氏プロフィール】
東京大学都市工学科卒、同大学院修了。明治大学助手、東京大学助教授を経て、1996年より東京大学教授。2018年3月に東京大学を退官後、東京大学名誉教授。アジア工科大学助教授（バンコク）、MIT客員研究員、コロンビア大学客員研究員、フランス国立社会科学高等研究院客員教授、日本イコモス国内委員会委員長、文化庁参与などを歴任。世界遺跡記念物会議（ICOMOS）元副会長、ICOMOS名誉会員。専門は都市計画、都市保全計画、都市景観計画など。工学博士。神戸芸術工科大学教授を経て、2020年より國學院大學教授、2022年4月より同観光まちづくり学部長、現在に至る。

◼️主催：一般社団法人ノオト
◼️後援：湯河原町
◼️問合せ：NIPPONIAアカデミー事務局：荒木
メール： npc-staff@plus-note.jp
TEL: 050-6877-6141